日々の記録

日常の些細な事をたらたら書きます

第二子出産|その2 非常に危険な状態:意識の喪失

救急搬送された先で

 

搬送される前、私は自分の車に移動し妻の母と姉に連絡をします。

生まれるまでも連絡を取り合っていました。

とりあえず搬送先の病院と妻の意識はあることを伝え、病院へ向かいます。

病院に着き、救急の受付を探します。

救急なんて今まで行ったこともなかったので、少し迷いましたが、

無事たどり着きました。

到着して妻の保険証を渡し、待合室で待機していました。

 

 

しばらくして先生に呼ばれ、状況を伝えられます。

 

 

「非常に危険な状態です」

 

 

…?

さっきまで意識ありましたけど…?

 

 

病院に搬送された段階では意識があり、受け答えもできていましたが、しばらくして意識がなくなりました。出血性ショック状態です。気管挿管してます。

と先生から言われました。

 

 

…?

もうほぼ頭に入ってこなかったです。

色々説明されましたが、意味がわかりませんでした。

まず気管挿管の意味がわからず、気管挿管ってなんですか?と聞きました。

自分では呼吸が出来ないので人工呼吸器をつけていますと説明を受けました。

 

さらに、命を優先するため、バルーンのようなもので上半身に血液を集中させていると…

また、子宮からの出血がひどく、最悪子宮を摘出すると説明を受けました。

 

危険な状態なのでご家族を呼んでくださいと言われました。

病院に到着した際、妻の母、私の母、に連絡していたので向かっている状態でした。

上の子は私の父が預かってくれました。

幸いにも実家が近いこともありなんとかなりました。

 

一通り説明を受け、待合室に戻ります。

すぐに看護師さんがきて様々な同意書にサインしました。

出血が止まらない場合は子宮を摘出しますとのことでした。

迷わずサインしました。

 

 

手術前の面会

 

手術前に面会できます。と言われました。

最後になるかもしれないのかと覚悟した記憶があります。

面会に呼ばれた時、家族はまだ到着せず私一人で面会しました。

 

先生から呼ばれて、向かいました。

 

ストレッチャーに横たわる妻がいました。

処置をして頂いた方達が周りに沢山いました。

妻の顔色は真っ青で目元はクマが凄かったです。

口には管があり、衝撃を受けました。

ショックすぎて

「みんな待ってるから帰ってきて」

の一言しか声を掛けられませんでした。

とにかく早く手術してほしい気持ちが強かったです。

 

 

家族が合流し待合室へ

 

しばらくして家族が合流しました。

合流した瞬間涙が込み上げました。

とにかく把握している現状を伝えました。

妻の母は強い人で全く動じていませんでした。

 

看護師さんから待合室へ案内されました。

もう日付が変わるくらいの時間でした。

ここで待っていてくださいと言われ家族で待ちました。

 

部屋で待っていると、自動ドアが開く音が聞こえます。

その音が聞こえるたびに手術が終わったのかとドキドキしながら待っていました。

待っている間、妻にメッセージを送りました。

もちろん既読にはなりません。

家族みんなで祈ることしか出来なかったです。

仕事だった妻の父もこの頃にはタクシーで到着していました。

 

 

手術が終わる

 

午前4時頃手術が終わりました。

先生に呼ばれ説明する部屋へ移動しました。

初めて集中治療室(ICU)に入りました。

 

立ち会った先生3名と私たちで話を聞きました。

 

危険な状態でした。

子宮が裏返ったのは確認出来なかった。

処置をしている時に戻った可能性もあるのでそこはなんとも言えないとのことでした。

運良く大きな病院だったため、他の病院ではわからなかったと言われました。

 

病院総出で対応していただき繋ぎ止めてくれました。

 

とにかく子宮から出血が酷かったとのこと。

先生の説明ではバケツをひっくり返したくらい出血が酷かったと…

多分本人の血液はほとんど残ってないくらい出血してしまったと説明を受けました。

特に妊婦は血液がサラサラになっているので出血が多いと危険とのこと。

 

止血を優先したため、子宮は摘出となりました。

 

取り敢えず一命は取り留めたとのことで、安心しました。

原因はわからなかったようです。

摘出した子宮は病理検査に提出するとのことでした。

 

 

人口受精のリスク

 

この子は人口受精で授かった子でした。

二人目になかなか恵まれませんでした。

 

人口受精の場合、自然妊娠よりも胎盤の癒着が強いことがあるそうです。

今回の件は、その影響もあるかもしれませんと説明を受けました。

そんなことまで全然考えていませんでした。

 

子の手と私の手



本当に命がけの出産となりました。

一命は取り留めたもののまだ、安定していませんでした。

手術はまだ続きます…

続きは、その3にて書こうと思います。

 

最後まで御覧いただきありがとうございます。